こんにちは、Qちゃんです
27本目の自作タナゴ竿ができました
今回こそは自分なりに自分史上最高に丁寧に作ったつもりなのですが、
未熟さ、特に矯めの未熟さが目立つ結果となりました
技術不足に加え、電気コンロでは温度が低いのもあるのでしょうか…
穂持ち下(上から3番目)がどうしても曲がってきてしまいます
いちおう完成したものはこれです↓
高野竹、矢竹削り穂、8寸切り(仕舞寸法24cm)、4本並継、全長83cmです。
乾いた竹の中に、比較的細いものがありました。矯め代を取らず、先に24cmに切りそろえてしまいました。後悔
ここから矯めては戻り、の繰り返しでした
すげ口は5cmまでのところに絹糸(ミシン糸50番)を巻きました。もっと細い糸が欲しいですね
カシュー(合成うるし、新うるし)を2倍位に薄めて、糸極めをします。
3本仕舞にするため、手元を自作の剣先キリでくり抜き、コミ(各パーツの下側)を4cmとりました。
仮り継ぎしてみました。この角度だと比較的真っ直ぐに見えるのですが...
すげ口と手元はカシューを塗って耐水ペーパーで研ぎ、を数回繰り返しました。
塗って磨いて、曲がっては矯め直します。次はリリアンでへび口を作り、穂先を塗って、全体の胴塗りに移ります
カシューのネオクリアーという色ですが、安っぽい光沢が出てしまいますね
人工的な艶が... いつかは本うるしに切り替えたいです
最後はコンパウンド3000番、→7800番、→9800番で仕上げたところ、少しだけ艶が落ち着いた気がします
最後にまた矯めて、竿は完成ということにしました。またすぐ曲がりが出てしまいそうですが...
まだまだホントは人様に進呈するほどではないのですが、この竿も無事貰われていきました
自己流の竿づくり、なかなか上手くなりませんが....
ますます面白くなってきました
今日もありがとうございました
さようなら