2019年04月30日
たなご竿、12本分の切り組み
こんにちは、Qちゃんです

ホームにしている用水路(本流)用と、桝用に、12本分のタナゴ竿を切り組んでみました

焦げたものやら、まだ矯めている途中のものやら、これから矯めるものやらですが、長さを揃えて袋に入れると、買ったものみたいでテンションが上がります

↓↓ これらは全て8寸切り、4種類(左から3本、4本、5本、6本)×2本分づつ。およそ3本継ぎ=2尺~4本継ぎ=4尺です

穂先は竹平串(中国の真竹っぽい竹)。穂持ちは…左から(矢竹、高野竹、矢、高、高、高、矢、高)です。その他は全てヤダケです。
↓↓ これは1尺切り、6本並継ぎです。一番上の切り組は…穂先から(串、高、高、高、高、矢)、節はバラバラです

真ん中の切り組は…(串、高、高、高、矢、矢)。これも節はバラバラで、かつ、ヤダケは節の位置が元に寄り過ぎ、しかも節が高い

6本継ぎにするので、テーパーがきつくなってしまいました。継ぎの技術を向上させていきたいです

これはマーブルチョコのケースにしまうために、元13cm×6本並継ぎ、全長約2尺、3本仕舞の予定です。
手元は節がない端材です。ついでに言うと、全て端材です
穂先から(串、高、矢、矢、矢、矢)です。

たぶん2019年冬の竹採りシーズンまで7か月ほどは、(夜は)これらの竿を作って楽しめそうです

竿作りは切り組が大事らしいですけど、職人さんの切り組みと比べると、違いがよくわかります

節が低くて、切り口が真円に近いヤダケはなかなかありませんね…

なんとなくまた『紅溜』のカシューで焦げや傷をごまかすことになるのは目に見えていますが、その程度のクオリティーであっても、作っていると幸せな気分になりますね

そして、この程度であっても、『作ってくれ』と言ってくれる人が現れ、少しでもうまく仕上げようとするので、ちょっとずつ技術も向上してきているのではないかなぁと思っています

こんどは剣先、とくに穂持ち用の1mm台の剣先キリと、矯め木をまた作らなくてはなりません

ありがとうございました

令和もずっとずっと、たなごちゃん(や他の魚たち)が釣れる環境が残っていますように


Posted by Qちゃん at 23:00│Comments(0)
│タナゴ竿自作